こんにちは!
就活サポーターのこってぃです。
ES(エントリーシート)にある
取得している資格を書く欄。

就活にどれほど資格が
有利なのか気になりますよね。
TOEICや簿記、ITパスポート
などなど、、
これから資格勉強を
頑張ろうという人も
多いでしょう。
資格は就活で有利になる場合と
資格勉強が就活の足手まといに
なる場合があります!
なんでもかんでも資格があればいい
というわけではありません。

今回は、
就活に活かす資格取得の考え方
を解説します。
就活における資格の
位置付けを理解できれば
内定に近づく就活ルートを
突き進めます!
入社後も知識が活かせるので
若手のうちから“シゴデキ”
と一目置かれるかもしれません。
キャリアを積んで
転職するとなっても有利になる
のは嬉しいですよね。
一方で、
就活に資格をどう活かすのかが
理解できていないと
内定には近づきません。

資格勉強ばかりになり
就活が全然進まず
内定を獲得できないかもしれません。
また、資格取得数は多いものの
社会人になって
取る意味はあったのか
と思うのも悲しいですよね。
就活生は忙しいので
志望企業内定に結びつく
資格取得を心がけましょう。
それでは本題に入ります!
就活において資格は有利?
高校受験や大学受験では
「英検〇級は加点◇点」
のように明確に示されています。

しかし、就活では
加点の有無が募集要項に
記載されていないですよね。
就活における資格は
大きく以下のパターンに
分けられます。
- 資格が必要
- 資格が有利になる
- 資格勉強が内定に遠回りなる
それぞれのパターンを理解し
志望企業の選考を受ける際に
資格を取るべきか
を考えなければいけません。

それでは1つずつ紹介します。
①資格が必要なパターン
本選考エントリー時もしくは
入社までに資格取得を必須
としている企業があります。
楽天:TOEIC800点
アンダーソン・毛利・常友法律事務所(秘書):TOEIC750点
入社までに必須と
明示されている場合は、
資格取得が必要です。

内定後に試験を受けるでも
問題はありませんが、
早めのうちから勉強するのが
おすすめです。
資格取得必須の企業は
募集要項に記載されているので
確認してください。
②資格が有利になるパターン
志望企業の業務に
活かせる場合は、
有利になる可能性が高いです。
業務に活かせるケースの
主な例を紹介します。
| 資格 | 業界・職種 |
| TOEIC | グローバルな事業を展開する企業 |
| ITパスポート、基本・応用情報技術者 | IT業界 |
| 宅地建物取引士 | 不動産業界 |
上記はほんの一例です。
新卒の選考においては
資格の有無は
それほど重視されません。
入社後に知識をつけるのは
いくらでもできるからです。

しかし、資格があると
志望業界への熱意を
示せるので非常に有利です。
また、直接業務に関係なくても
面接官からの印象が
良い場合もあります。

私は英文学科卒業のため、
TOEIC800点以上を
取得しています。
ハウスメーカーの面接を
受けた際に、面接官から
ある一言を言われました。
「近年は、住宅展示場に
来場される海外の方が
増えているので、
英語ができるのは強い」
ESに資格欄があるため
書いていただけでしたが
思わぬところでスキルが
アピールになると感じました!
志望業界や企業が
定まっている人は、
アピールできそうな資格を
とっておくのがおすすめです。
③資格勉強が内定に遠回りなパターン
就活のために
資格取得に注力するのが
得策ではないこともあります。

そのパターンとは、、
- 突出するレベルに達しない
- 業務に通ずる要素がない
上記のようなケースです。
たとえば、英語が苦手な人が
頑張って勉強して
TOEIC500点をとっても
残念ながら加点要素はありません。
日本人の平均点は564点なので
英語力を強みとしては
アピールできないですよね。
(参考:マイナビニュース)

また、食品メーカー志望者が
宅建を取得しても、
業務で活かせる機会は
なかなかないでしょう。
TOEICや宅建を勉強する
時間をES作成や面接対策に
充てた方が、より内定に近づきます。
もちろん、資格勉強が
無駄というわけではありません。
資格やスキル取得の勉強は
長い社会人生活の中で
活かせることはあります。

しかし、
やることが多い就活生が
資格勉強に時間を取られて
就活対策ができないのは
本末転倒です。
なんとなく就活に
有利になりそうと
参考書を揃える前に
優先順位を確認しましょう。
業務に必要な資格は、
内定後に企業から
学習支援を受けられる
こともあります。
私がハウスメーカーの
内定をもらった際は、
宅建スクールの案内
がありました。

新卒の就活では、
スキル以上に入社への想いや
人柄を評価されるので
選考対策を優先しましょう。
まとめ
今回は、就活において
資格取得が必要なのか
を解説しました。
資格やスキルは
アピールになるので、
早めのうちから取得すると
優遇される傾向にあります。
しかし、
受けておいたほうがいいのではと
とりあえず勉強するのは
おすすめできません。
志望業界や企業の選考で
資格があることが
アピール要素になるかを
考えましょう。
資格取得と選考対策の
優先順位を考えて
取り組んでください。
この記事を最後まで
読んでくれた方は、
何かしらの資格を
取るべきか考えているでしょう。
まずは、検討している資格が
志望企業の選考でアピールできそうか
調べてみてください。